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BMWミニ、中古エンジン載せ替え作業です!

長い梅雨も明け、ようやく夏本番となりましたね。

再び広がってきたコロナは心配ではありますが、暑さ対策をしながら頑張っていりましょう!

 

さて、本日はR61ペースマンのエンジン載せ替え作業風景をレポートしてみたいと思います。

オイル漏れや水漏れ、コイルやプラグの不調などはちょこちょことあるMINIですが、エンジン載せ替えともなるととっても珍しい作業ですよね…

 

エンジン不調で入庫しましたが、テスター診断をしたところ「3番シリンダーの圧縮がなし」とのこと…  プラグやコイルは交換してみましたが、症状に変化はなし(;_;)

シリンダーヘッド廻りを新品交換するよりも中古エンジンに載せ替えたほうが安く済むという判断で、今回は中古エンジン探しから始めました。

 

※こちらが見つけた中古エンジン →

中古パーツ販売業者さんに問合せたところ、ほぼ同じ走行距離のものが見つかりました^^;

作業を始める前に、エンジンに問題がないかを入念にチェック。問題はなさそうなので、いざ作業へ!!

 

まずは、現車をバラバラにして元のエンジンを摘出します。 

※こちらが摘出後の現車 →

エンジンがない車輌を見るのって何か不思議な感覚ですね(*_*; ここまでバラバラにして初めて、現車側の載せ替え準備が整いました。

 

続いて、オリジナルエンジンからワイヤーハーネスや補器類を中古エンジンに移植します。

※手前から中古エンジン、オリジナルエンジン、取外したパーツ

これまたなかなか不思議な光景ですね…(*_*;

 

この型のMINIでよくある、オイルフィルターハウジングガスケットからもオイル漏れ。

こちらの車輌にも案の定にじみが…(゚д゚)! 

ガスケット自体は高くはないのですが、取替え作業が大変なこちらのパーツ。せっかくなので、ついでに交換をしておきました。 ※フィルターハウジング本体 →

 

こちらもまたよくある、サーモハウジングからの水漏れ。

本体の材質があまりよくないようで、経年劣化で変形して本体や繋ぎ目から冷却水が漏れてきてしまうんです… 

こちらの車輌にも漏れが見受けられましたので、ばらしついでに交換いたしました!

※元々のアッシーと、新品アッシー →

 

 

続いては、ウォーターポンププーリーの交換作業です。

ウォーターポンプを動かしているベルトを回す歯車のようなもので、経年劣化で表面のゴムがボロボロになっていきます。

ボロボロになっていくと廻り方にブレが出てベルトに負担がかかったり、ベルトが滑落してしまうなんてこともしばしば… 

劣化が見受けられたので、ついでにこちも交換! ※元々のプーリーと、新品プーリー →

 

実は、こちらの車輌はとっても珍しいMT車。

クラッチにそこまで摩耗が感じられた訳ではありませんが、せっかくエンジンを降ろしたので、ついでにクラッチもリフレッシュしましょう! 

ということで、クラッチディスク・クラッチカバー・レリーズベアリング・レリーズシリンダー・シャフトスリーブを新品交換をいたしました。

※こちらは元々のクラッチ →

 

※中古エンジンの載せ込み →

これが一連の作業です。重作業、お疲れ様でした^^;

MINIらしさが色濃く残っており、根強い人気があるR系(第2世代)のBMWミニ。

気に入った車を長いこと大事に乗っていきたいという方、お気軽にBBへご相談ください!


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